エッセイ集


2025年発刊


美の旅人 イタリアへ

◎出版社:小学館
◎出版年月日:2025/11/19
◎サイズ:菊判/(150×220mm)352ページ
◎ISBN978-4093798969

◎解説
未完の遺稿を収録した絵画紀行三部作完結篇

”この作品に出逢うために旅にでたのかもしれない” 作家・伊集院静はイタリア篇の執筆にあたり、こう綴った。運命の一枚に出逢うために、スペイン、フランスと30年以上にわたり、旅を続けた「美の旅人」シリーズ三部作完結篇。天才レオナルド・ダ・ヴィンチを生んだイタリア・ルネサンスとはいったい何だったのか。その本質を紐解きながらレオナルド・ダ・ヴィンチを中心に、ミケランジェロ、ラファエッロ、ボッティチェリ、カラヴァッジオ、ジオットが生んだイタリア芸術の名作を巡る。執筆にとりかかるも未完となった遺稿を収録した最終章。フィレンツェ、ローマ、ミラノから、レオナルド・ダ・ヴィンチ生誕の地であるヴィンチ村、そして最期の地、フランス・アンボワーズまで、レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯を辿った渾身の絵画紀行。著者の写真も多数収録したオールカラー保存版。

【編集担当からのおすすめ情報】
「運命の一枚」に出逢うために始まった絵画紀行で、スペイン、フランスに続き、イタリアを訪れた三部作完結篇。著者の30年以上にわたる美を巡る旅の最終章です。未完となった遺稿、そして手書き原稿、旅路での著者の貴重な写真も多数収録させていただきました。


2024年発刊


風の中に立て
ー伊集院静のことばー 大人の流儀名言集

◎出版社:講談社
◎出版年月日:2024/03/13
◎サイズ:四六判/192ページ
◎ISBN978-4065353721

◎解説
2023年11月24日、作家の伊集院静さんが永眠されました。
交友関係は文壇や芸能界、スポーツ界と幅広く、多くの人に愛されました。
数々の名小説を残した作家でありながら、作詞家としても活躍、『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』の名曲を手掛けました。
酒とギャンブルを愛し、ゴルフの腕前も一流。銀座通いも有名で、女性にも男性にもモテました。
そんな伊集院さんは生前、エッセイの中でたくさんの言葉を残しています。
「酒の良し悪しは、呑み手の心情にある」「人生というものは総じて割に合わないものだ」「理屈は、やることをやった後での無駄口の類いのものだ」「さよならも力を与えてくれる」ーー。
本書では伊集院さんが、生と死、冠婚葬祭での作法、大人の遊び方・働き方について語った言葉の数々を収録しました。
その言葉にはユーモアがありながら、その裏側には人間を見つめる深い眼差しがあります。
伊集院さんの言葉が、生活のさまざまな局面で、きっと人生の支えとなるはずです。


2023年発刊


ナポレオン街道 可愛い皇帝との旅

◎出版社:小学館
◎出版年月日:2023/09/13
◎サイズ:四六判/400ページ・カラー口絵16ページ
◎ISBN978-4-09-389132-5

◎解説
「戦争と人間」に迫る思索の旅エッセイ
1815年地中海に浮かぶ流刑地エルバ島を脱出したナポレオン・ボナパルトがサン・ジュアン湾に上陸して、再び天下を取るために都パリを目指し進軍した「ナポレオン街道」。現地実際に辿り、ナポレオンの子孫の取材なども交えながら、「英雄」「戦争」とは何かを綴った思索の旅エッセイ。征服者が繰り返し現れるヨーロッパにおいて、プーチンにはなくて、ナポレオンにあったものとは? 貧しいコルシカ島に生まれ、軍事の天才として頭角を現し、皇帝にまで上り詰めたナポレオン。法典を整備し、道路やルーヴル美術館、競馬の基礎を作るなど、数々の偉業を成し遂げながらも、ワーテルローの戦いに敗れ、セント・ヘレナ島に流され、孤独な最期をとげた。「英雄」の一生を紐解きながら「戦争と人間」の本質に迫る。当時の貴重なカラー写真も16ページ収録。27年前に週刊ポスト誌で連載していた「ナポレオン街道」(1996年7月26日号~1998年2月13日号)に加筆、修正して編集したもの。
【編集担当からのおすすめ情報】
27年の時を経て編集、単行本化された幻の旅エッセイです。著者がナポレオン街道やナポレオン所縁の地を実際に旅しながら、人間ナポレオンを紐解き、綴られた貴重な紀行文でもあり、また旅行読本としてもおすすめです。


2022年発刊


君のいた時間 大人の流儀Special

◎出版社:講談社
◎出版年月日:2022/12/02
◎サイズ:四六判/192ページ
◎定価:本体909円+税
◎ISBN978-4-06-530403-7
◎解説
そうか、君はもういないのか。
いったい何千人の人が、
この切ない気持ちを味わったのだろうか。
――ともかくノボよ、ありがとう。
累計227万部を突破した大ベストセラー「大人の流儀」シリーズから特別編「君のいた時間」が発売となります。
昨年1月、一匹の犬が天国へと旅立ちました。作家・伊集院静氏が「東北一のバカ犬」と可愛がってきた愛犬・ノボくんです。執筆のため、仙台の実家と東京の仕事場を行き来する多忙な日々。そんな生活を支えてくれたのがノボくんでした。
ペットを飼った人が、かならず直面しなければならない別れ。伊集院氏は哀しみの淵に立ちながらも、そこで言葉を紡ぎます。
「出逢えば別れは必ずやって来る。それでも出逢ったことが生きてきた証しであるならば、別れることも生きた証しなのだろう」(伊集院静)
作家と愛犬の友情物語を是非御覧ください。ペットロスから立ち直るヒントが、そこにはきっとあるはずです。


旅行鞄のガラクタ

◎出版社:小学館
◎出版年月日:2022/11/28
◎サイズ:四六判/189ページ
◎ISBN978-4-09-388883-7
◎解説
旅から持ち帰った品々にまつわるエッセイ集。
伊集院静氏が旅先から持ち帰ってきた品々への思い出を綴ったエッセイ集。全日空グループの機内誌『翼の王国』誌上で連載されたスペイン、フランス、ポルトガル、スコットランド、アイルランド、ベルギー、イタリア、エジプト、ケニア、アメリカ、中国、日本など12カ国の34話を収録。さらに本書書き下ろしのまえがきでは、フィレンツェのヴェッキオ宮殿のミニチュアについての思い出を綴っています。「私は子供の時からガラクタを拾ってポケットの中に持ち帰り、並べて置く癖がありました。時折、石ころや木の実が旅行鞄の隅から出て来て、家人に驚かれていました。」(本文より)
○ジョアン・ミロのアトリエの庭のエンドウ豆(スペイン・モンロッチ)
○ヤンキースタジアムのレインコート(アメリカ・ニューヨーク)
○三峡下りの川原の三峡石(中国・重慶)
○歓喜の丘のマツカサ(スペイン・サンティアゴ・コンポステーラ)
○ナイロビの木工職人の椅子(アフリカ・ナイロビ)
○クロード・モネが見つめた崖の漁師の人形(フランス・エトルタ)etc
【編集担当からのおすすめ情報】
コロナ禍で思うように旅に出られない人にとっても、世界中を読んで、旅することのできる写真エッセイ集です。


大人への手順

大人への手順

◎出版社:文藝春秋
◎出版年月日:2022/04/22
◎サイズ:新書判/224ページ
◎ISBN978-4-16-391527-2

◎解説
迷いから抜け出す「手順」が詰まった決定版
就職、子育てから近しい人の死まで…。人生の岐路に効く名回答を厳選した週刊文春「悩むが花」傑作選。佐藤愛子氏とのお悩み対談も。


タダキ君、勉強してる?

タダキ君、勉強してる?

◎出版社:集英社
◎出版年月日:2022/04/05
◎サイズ:B6判変型/312ページ
◎ISBN978-4-08-771793-8

◎解説
小学校1年生。最初の学期末にもらった通信簿はオール1! そんな西山忠来(タダキ)少年はいかにして伊集院静となったのか!? 故郷の師、銀座のママ、伝説の車券師、阿佐田哲也、ビートたけし、松井秀喜から愛犬、両親まで、人生を導いてくれた30人の凄い「先生」たちとの出会いと学びとちょっと恥ずかしい事実――。きっとあなたもあなたの「先生」に会いたくなる! 最新エッセイ集。


もう一度、歩きだすために 大人の流儀11

◎出版:講談社
◎出版年月日:2022/03/30
◎サイズ:新書判/192ページ
◎ISBN978-4-06-527658-7

◎解説
累計220万部を突破した大ベストセラー「大人の流儀」シリーズの第11弾、
『もう一度、歩きだすために』がいよいよ発売となります。
著者の伊集院静氏はくも膜下出血を患い、一時は生死の境を彷徨いました。
「もしこのまま目が覚めなかったら……」
そんな不安が頭をよぎり、眠れない夜を過ごすこともありました。
それでも、伊集院氏は帰ってきました。再び筆をとった氏が見たのは、コロナ禍に苦しみながらも、懸命に生きる人々の姿でした。
大切な人を失ったあなたへ、生きることに絶望してしまったあなたへ、そしてコロナ禍に苦しむすべての人へ。
「それでも人には、再び立ち上がる力がある」
二十歳で弟、三十五歳で妻・夏目雅子との死別を体験してきた作家は語りかけます。
伊集院氏の言葉がきっと、先行きの見えない世の中を歩んでいく際の道標になるはずです。


読んで、旅する。旅だから出逢えた言葉 (3)

◎出版社:小学館
◎出版年月日:2022/01/28
◎サイズ:四六判/272ページ
◎ISBN978-4-093-88849-3

◎解説
読んで旅する珠宝の紀行文集シリーズ第3弾
旅は読書と似ている。 会員制会報誌「シグネチャー」に連載されたエッセイ「旅先でこころに残った言葉」と連載中の「旅と言葉」からセレクトして単行本化。人気シリーズ「旅だから出逢えた言葉」第3弾。スペイン、アメリカ、フランス、イタリア、日本と世界中を旅し続けてきた伊集院静氏が各地で出逢った市井の人々、画家、作家、スポーツ選手をはじめ、書籍、名画などから、ふと心に響いた「ひと言」をテーマに綴ったエッセイ集。連載時のコラボが好評だった長友啓典氏のカラーイラストも多数収録。
「年の始めは、ともかくゆっくりスイングすることだ」(ボビー・ジョーンズ)
「女性が立ち上がった戦いは真の戦いになるものよ」(コルシカ島のホテルの女主人)
「見つゝ行け 旅に病むとも 秋の不二」(夏目漱石)
「六月を奇麗な風の吹くことよ」(正岡子規)
「モネは眼の人である。あの眼こそモネのすべてである」(ポール・セザンヌ)
「これから私は無になります」(J・M・W・ターナー)


2021年発刊


ひとりをたのしむー大人の流儀10


◎出版社:講談社
◎出版年月日:2021/03/05
◎サイズ:新書判/194ページ
◎ISBN978-4-065-23061-9

◎解説
人は誰でも別れ、離れ、ひとりになる。そして誰にも静かな時間がやってくる。喧騒が消え、孤独が友となる。ひとりのときをじっと味わう。人生、こんなたのしみもあったのだと、気づく。・・・伊集院静 シリーズ累計206万部突破の大ベストセラー第10弾。


作家の贅沢すぎる時間ーそこで出逢った店々と人々ー

◎出版社:双葉社
◎出版年月日:2020/09/18
◎サイズ:新書判 312ページ
◎ISBN978-4-575-31572-1

◎解説
大病から復帰した作家・伊集院静氏の最新エッセイ集。第一章では自分が居を構えた場所や旅に出た土地、馴染みの街で通った”食の名店”をはじめて紹介。高級店から庶民的な居酒屋まで作家が辿り着いた最高の贅沢を語る。第二章では日々思うことや身の回りで起こった出来事など作家独特の目線で綴っていく。大人気エッセイ集第三弾。


2019年発刊


一生に一度旅してみたいゴルフコース 世界の名門22コース

◎出版社:日経新聞出版社
◎出版年月日:2019/12/17
◎サイズ:新書判(上製)/160ページ
◎ISBN978-4-532-17685-3

◎解説
あなたも旅してみれば、ゴルフを通して、人生が変わるかもしれない。
ゴルファー歴47年の作家、伊集院静氏がこれまでにプレーした思い出深いゴルフコースの紹介をしながら、ゴルフを通じて、教えられたり、ふれあったことを綴ったエッセイ集。
スコットランドから、ハワイ、米国西海岸、米国東海岸、再びスコットランドへと、地球をぐるり一周する行程で、ゴルファーの“聖地”と呼ばれる「セントアンドリュース・オールドコース」(スコットランド)、ジャック・ニクラウス設計による溶岩台地の地形を生かした「フアラライゴルフクラブ」(ハワイ)、全米一美しい谷間のコース「リビエラカントリークラブ」(米国西海岸)、アーノルド・パーマー設計のベイヒル・クラブ&ロッジ(米国東海岸)……などアマチュアゴルファー憧れの22の名コースを巡る旅でもある。
「ゴルフには、その人となりが出る。品性、品格と言ってもよい」と本文でも綴っているが、ときに人生訓に似ていなくもない珠玉の言葉がきらりと光る。
「美しいものは強靱である」
「逃げるな。挑め。ただし真っ直ぐにな」
「プレーを終えての時間に、真髄はある」……
ゴルファーだけではなく、多くの働く人たちの胸に響く文章が随所に顔をのぞかせる。
ゴルフカメラマンの第一人者、宮本卓氏撮影の全22コースの写真をカラーで収録、眼で、五感でぜひとも味わってもらいたいエッセイ集です。


大人のカタチを語ろう。

◎出版社:講談社
◎出版年月日:2019/12/05
◎サイズ:新書判/192ページ
◎ISBN978-4-08-781670-9

◎解説
今のままじゃダメなんだ。ガキのままでいいわけがない。真の大人になるために、少しきついことも言うが、大人のカタチを語ってみよう。
大人になりたい人々、大人になりきれない者たちへ、作家・伊集院静が、成長するため、生きていくために必要な「カタチ」を示すエッセイ集。
仕事、男と女、出逢いと別離、喧嘩、親と故郷、金とギャンブル、神の存在……。さまざまな人生の局面で岐路で、何を考え何をなすべきか。作家自身が「苦節、修羅場、絶望の中で見つけたもの」と表現する「大人のカタチ」が、ときに厳しくときに優しく、読む者の心に響く言葉で、語るように綴られる。
週刊プレイボーイで大好評だった連載を大幅に加筆修正、再構成してまとめた、伊集院静の最新エッセイ集。

<目次>
第一章 大人のカタチとは何か
第二章 男と女の話
第三章 別離と親について
第四章 「故郷」の引力
第五章 喧嘩の作法
第六章 「金」、この厄介なもの
第七章 ギャンブルの快楽
第八章 麻雀、底知れぬ魅力ある遊技
最終章 神の存在と祈り 

<内容>
仕事とは、人間が生きるためにある
死ぬくらいならさっさと別の場所で生きろ
三年、ひとつのことを続けよ
「苦しくても、先頭集団に居続ける」精神がすべて
男振りが上がった大人を女が放っておくはずがない
男も女も、つながることを望んでいる
他人を見染めた場合は素直にその感情を伝えよ
別離のない出逢いはない
別離の理由を考えるな
考えないで済むのが親と子の関係
故郷は自分のもので、自分だけのものでしかない
自分を見つけられる土地に出会えたら、そこで生きよ
喧嘩はひとりでやる
喧嘩は「始末」が大切
金のために命まで預ける人間になるな
金を持てば人は傲慢になる
「ギャンブルのフォーム」体得が肝心
「負ける」ことで、自分の欠点、弱さがわかる
「見」こそがギャンブル上達の秘訣
目的は「金」だけでなく、「快楽」でもある
重要なのは「記憶」である
勝負事は、先んじた者が勝つ
一発逆転はこのうえなく難しい
神の存在を信じるか
「死」の前ではすべてが同価値でしかない
「永遠」とは獲得できるのか
ただ祈ることが、神を存在させるのか


ひとりで生きる 大人の流儀9


◎出版社:講談社
◎出版年月日:2019/10/03
◎サイズ:新書判/194ページ
◎定価:本体1,000円+税
◎ISBN978-4-065-17646-7
◎解説
一人で生きることを自覚せよ、と言っても、そう簡単にできるものではない。泣く雨の夕暮れも、一人で膝をかかえて星を見上げる夜半もあるであろう。孤独というものには、やるせなさがどこかに隠れている。なのに一人で生きようとしている人には、家族、兄弟姉妹、仲間、同僚、友と日々、逢ったり、連絡を取り合って、普通に生きている人たちには、ないものがある。あの潔さに似たものは何なのだろうか? ひとりで生きることは、一見淋しいものに思えるが、実は美しい人間の姿であるのかもしれない。—伊集院静
シリーズ累計195万部超の大ベストセラー第9弾。


女と男の絶妙な話。

◎出版社:文藝春秋
◎出版年月日:2019/05/13
◎サイズ:新書判/205ページ
◎ISBN978-4-163-91019-2

◎解説
週刊文春の大人気連載「悩むが花」の数千もの人生相談のなかから、厳選した111もの解答を収録。手紙の書き方、スピーチのコツから、男女のあれこれまで、名言苦言の数々。仕事に恋愛に趣味に人生に効くヒントがつまった一冊です。
すぐに役立つものはすぐに役立たなくなる
旅は私たちに与えられた最上の贈物である
会話は夫婦の大切な情愛のかたち
バカは死ななきゃ治らない
失望も何かをくれるはず
男は死ぬまで男でしかない
惚れて通えば情も通じる
名人と呼ばれる人には共通点がある
愛嬌と度胸が揃った女性と長く一緒に過ごせば、男はしあわせ
女の気持ちと山の天気はすぐ移ろうもの
腹が減ったら、飯のために重い荷物をかかえるのが男 ほか


一度きりの人生だから
~大人の男の遊び方2

◎出版社:双葉社
◎出版年月日:2019/04/10
◎サイズ:新書判/336ページ
◎ISBN978-4-575-31446-5

◎解説
当代屈指の人気作家にして、「大人の流儀」シリーズが国民的なベストセラーになっている著者の「生き方の指南書」第二弾。今回は服装や手紙の作法から旅に出ることの意義、松井秀喜、宮里藍などのアスリートから松任谷由実などアーティストとの交友まで幅広く綴る。「実りある人生を生きる」ための必読書。


2018年発刊


誰かを幸せにするために 大人の流儀8

◎出版社:講談社
◎出版年月日:2018/11/07
◎サイズ:新書判/192ページ
◎定価:本体926円+税
◎ISBN978-4-06-514116-8

◎解説
今年の秋で、三十三年目を迎える。知らん振りをしてやり過ごすようにはしているが、夏の終りの雨垂れを病院の窓から見ていると記憶は容赦なく背中を叩く。――あの笑顔は、すべて私のためだったのだ。彼女は自分が生きている間は、このダメな男を哀しませまいと決心していたに違いない。人間は誰かをしあわせにするために懸命に生きるのだ。


いろいろあった人へ 大人の流儀 Best Selection

◎出版社:講談社
◎出版年月日:2018/03/14
◎サイズ:四六判/190ページ
◎ISBN978-4-06-221041-6

◎解説
累計170万部突破! 国民的ベストセラー『大人の流儀』シリーズより珠玉のエッセイを抜粋。人は何かを失って、何かを手にする……。そして、あなたの困難、悲しみにもいつか終わりが来る。最後の無頼派作家が送る、希望と勇気、励ましの一冊。


文字に美はありや。

◎出版社:文藝春秋
◎出版年月日:2018/01/12
◎サイズ:四六判/256ページ
◎ISBN978-4-16-390777-2

◎解説
文字に美しい、美しくないということが本当にあるのだろうか、というきわめて個人的な疑問から歴代の名筆、名蹟をたどっていくものである。(本文より)
歴史上の偉大な人物たちは、どのような文字を書いてきたのか。
1700年間ずっと手本であり続けている”書聖”の王羲之、三筆に数えられる空海から、天下人の織田信長、豊臣秀吉や徳川家康、坂本龍馬や西郷隆盛など明治維新の立役者たち、夏目漱石や谷崎潤一郎、井伏鱒二や太宰治といった文豪、そして古今亭志ん生や立川談志、ビートたけしら芸人まで。彼らの作品(写真を百点以上掲載)と生涯を独自の視点で読み解いていく。2000年にわたる書と人類の歴史を旅して、見えてきたものとは――。この一冊を読めば、文字のすべてがわかります。
「大人の流儀」シリーズでもおなじみの著者が、書について初めて本格的に描いたエッセイ。
歴史上の偉大な人物たちは、どのような文字を書いてきたのか。この一冊で、書のすべてがわかる。月刊「文藝春秋」大反響連載エッセイ。


2017年発刊


悩むなら、旅に出よ。旅だから出逢えた言葉 II

◎出版社:小学館
◎出版年月日:2017/07/26
◎サイズ:四六判/248ページ
◎ISBN978-4-09-388544-7

◎解説
旅と言葉を巡る珠宝の紀行文集。待望の続編
「若い時に旅に出なさい、と先輩たちがすすめるのは、人が人に何かを教えたり、伝えたりすることには限界があり、夜のつかの間、後輩たちに語って聞かせる人生訓がいかに周到に準備されたものであれ、そこにはおのずと言葉によって伝達する壁がある。“百聞は一見にしかず”とはよく言ったもので、百回、エジプトのギザのピラミッドの大きさを聞くより、一回、本物を目にすればすべてがわかるのである」(本文より)
作家・伊集院静が、世界中で体験したこと、出逢った人とのエピソードとともに、色褪せずに記憶にとどまる“ひと言”を紹介する。若い頃世話になった逗子のホテルの支配人がかけてくれた励ましの言葉、今は亡きパリの日本食料理人Sさんが言ったスズランの花言葉、北海道様似町に兄弟弟子の墓参に訪れた武豊騎手の言葉、教え教わることの尊さを気づかせてくれた恩師の言葉、パリ、バルセロナ、ロスアンゼルス、ヴィンチ村、伊勢……旅を通じて気づかされる至言の数々が綴られる。ダイナースクラブ会員誌『シグネチャー』の連載から生まれた紀行文集『旅だから出逢えた言葉』待望の続編。連載開始時から挿絵を描いた故・長友啓典氏への追悼文も収録。


女と男の品格。

◎出版社:文藝春秋
◎出版年月日:2017/05/23
◎サイズ:新書判/195ページ
◎ISBN978-4-16-390653-9

◎解説
週刊文春の大人気連載「悩むが花」に掲載された数百の人生相談から、厳選した名言苦言を一挙収録。読めば大人の流儀を会得できる!?


旅人よ どの街で死ぬか。

◎出版社:集英社
◎出版年月日:2017/03/24
◎サイズ:四六判/224ページ

◎ISBN978-4-08-781623-5
◎解説
エッセイの名手・伊集院静が旅を通して「大人の男の生き方」を綴る!
男が軟弱なのは「孤」を知らないからだ。「孤」を知るにはどうすればいいか。さまようことである。旅をすることである──
そう語る作家が、さまざまな街をめぐりながら、「旅と街と人生」を思索する。
パリ、バルセロナ、グラスゴー、ダブリン、上海……それぞれの街で、ヘミングウェイ、ゴッホ、ジョイスなど旅の先達に思いをはせ、いかに生きるべきかを描きだす。
旅とは、住む場所ではなく、生きる場所を探す行為である。生きる場所とは「死ぬ場所」のことだ。どの街で死ぬか──そんな旅があってもいいではないか、と作家が自問しつつ、「大人の男」とは何かを教えてくれるエッセイ。
旅の写真もふんだんに盛りこんだ、「伊集院静」を楽しめる1冊。


さよならの力 大人の流儀7


◎出版社:講談社
◎出版年月日:2017/02/28
◎サイズ:新書判/202頁
◎ISBN978-4-06-220538-2

◎解説
私は二十歳代と三十歳代に別離を経験した。
一人は弟であり、もう一人は前妻であった。
なぜ彼、彼女がこんな目にと思った。
その動揺は、なぜ自分だけが? という感情になった。
ところがそういうものと向き合っていると、
やがて別離を経験した人にしか見えないものが見えて来る。
それは彼等が生きていた時間へのいつくしみであり、
生き抜くしかないという自分への叱咤かもしれない。(まえがきより)
週刊現代誌上の連載『それがどうした』掲載のエッセイに加え、本書のために、4編の書き下ろしを収録。


2016年発刊


不運と思うな。 大人の流儀6

◎出版社:講談社
◎出版年月日:2016/07/05
◎サイズ:新書判/192頁
◎ISBN978-4-06-220157-5

◎解説
誰しもが辛い時間と遭遇しているのが人生だ。
幸せだけの人生などない。
それでも懸命に生きて行けば、
必ず光がさす。
私は知っている。不運な人生などない。
ベストセラーシリーズ待望の第6弾


2015年発刊


追いかけるな 大人の流儀5

◎出版社:講談社
◎出版年月日:2015/11/17
◎サイズ:新書判/192頁
◎ISBN978-4-06-219841-7

◎解説
追いかけるから、負ける。追いかけるから、苦しくなる。待つことができるのが、本物の大人なのだ。
ベストセラーシリーズ待望の第5弾


無頼のススメ


◎出版社:新潮社
◎出版年月日:2015/01/24
◎サイズ:新書判/192頁
◎ISBN978-4-10-610605-7

◎解説
「無頼」とは、単なるアウトサイダーやドロップアウトのことではない。人としての心の持ち方、生きる姿勢のことをいう。情報や知識、主義やイズム、他人の意見や周囲の評価……安易に頼るな、倒れるな、自分の頭と身体でこの世の波瀾万丈を突き抜けろ。ギャンブルや恋愛から、仕事、社会、戦争、死生観まで総まくり、著者ならではの経験と感性から紡ぎだされる「逆張り」人生論!
自分は無頼だからただ突き進めばいい、というのは単なる自信過剰にすぎない。そうではなくて、自分はどうしようもない人間で、ひどい怠け者なんだ、と自分自身の弱さをとことん知っておくことが無頼の大前提です。「俺は救いようのないダメな人間だ。世の中で一番怠け者かもしれない」そう自覚して、そこから動き出す。そういう人はなかなか負けるものではない……(本文より)


2014年発刊


それでも前へ進む

◎出版社:講談社
◎出版年月日:2014/12/05
◎サイズ:小B6/192頁
◎ISBN978-4-06-219283-5

◎解説
2000万人が泣いた伝説のエッセイ、待望の書籍化!
めぐる季節とともに思い返す、家族、友、仕事、人生――。誰よりも多くの出会いと別れを経験した著者だから語れる、苦みと優しさに満ちた魂のメッセージ。JR東日本の車内誌「トランヴェール」の歴代人気No.1連載「車窓に揺れる記憶」が、三年半の時を経てついに単行本化!
120万部突破の国民的ベストセラー『大人の流儀』シリーズから連なる、小説家・伊集院の真の魅力満載。悩み、迷い、立ち尽くす――それでも前へ進むための、すべての大人たち必読の一冊!


大人の男の遊び方


◎出版社:双葉社
◎出版年月日:2014/11/21
◎サイズ:新書判/272頁
◎ISBN978-4-57-530783-2

◎解説
「大人の男になるには」を語り続けてきた著者は、一流の作家でありながら、一流の遊び人でもある。
「遊ばなくてはわからないことがある」と説く著者が自らの経験を通して「遊びとは」を綴っていく。大人のための「遊び指南書」。
【出版社から】
長嶋茂雄、松井秀喜、武豊など一流スポーツ選手たちとの交友や酒場で出会う愛すべき人々との触れあい。そして、多い時は年に半分近くは海外にいるという著者が語る旅の記憶と風景。また、趣味のゴルフ、カジノ、麻雀、競輪、美術鑑賞など、一流の作家であり、一流の遊び人でもある著者が、豪放磊落な日々を語るエッセイ集。


となりの芝生

◎出版社:文藝春秋
◎出版年月日:2014/10/10
◎サイズ:新書判/軽装 仮フランス装/240頁
◎ISBN978-4-16-390137-4

◎解説
ーー突き放す言葉の奥に、伊集院さんの愛がある、とは阿川佐和子さんの推薦の弁。「週刊文春」大好評連載中の人生相談が、お手軽に新書判で読めます!「となりの芝生が青く見える」老若男女諸君、人生の達人による辛言苦言、罵詈雑言、激励にふれてくださいーー厳しい言葉にもかかわらず、なぜか読み終えるとすっきりしてしまうのです。それにしても、世になぜ悩みは尽きないのでしょうか。たとえばーー、
○酒乱で悩んでいます。酒が進むと、誰かれかまわずキスをしてしまったり、「暑い」と言って服を脱いでしまったり・・・・。この悪癖を治す方法は無いものでしょうか。
○夫の部屋を掃除していたら、女性用下着やスカートが出て来ました。問い詰めると「実は女装癖がある」と告白されたのです。やめさせる方法はないものでしょうか。
こうした珍問奇答も本書の大きな魅力。
それに対する伊集院さんの名言、苦言を幾つかご紹介しましょう。
・人が人を救うことはできない。しかし人が人とともに闘うことはできる。
・こころをそんなに許すんじゃない。まずは、独りでやっていくことを身につけないと。
・便利なものは、必ず弱点がある。
・すぐ奥さんに頭下げて、離婚しなさい。
・苦言だけが、その人の身体、こころに伝わり、長く身につく。読み終えると、元気が出ること、請け合いの一冊です!。
【編集者から】
となりの芝生が、青く見えるって? 君ね、甘えたこと言ってちゃイカンよーー。「週刊文春」大好評連載中の人生相談、待望の最新刊です。新書サイズ、軽フランス装版、長友啓典さんの可愛らしいイラスト、お洒落でハンディな造本となりました。辛言苦言、罵詈雑言、激励・・・・厳しい言葉にもかかわらず、読み終えるとなぜかすっきりしてしまうーー多種多様の世にあふれる悩みの数々。人生の達人のアドバイスをご堪能ください。元気が出ること、請け合いの一冊です。(A・K)


許す力 大人の流儀4

◎出版社:講談社
◎出版年月日:2014/03/10
◎サイズ:新書判/192ページ
◎ISBN978-4062188975

◎解説
累計110万部突破!
国民的ベストセラーシリーズの最新刊、いよいよ発売。
あなたはその人をゆるすことができますか――。
忘れられない。許せない。
私も同じだ。
人はみな、許せないことを抱えながら生きて行く。
だが、許すことで始まる人生もある。
本物の大人になる、そのための必読書。


2013年発刊


旅だから出逢えた言葉

◎出版社:小学館
◎出版年月日:2013/03/08
◎サイズ:四六判/224頁
◎ISBN978-4-09-388255-2

◎解説
世界中を旅して綴った、心に響く33の言葉
「旅は、思わぬ出逢い、思わぬ人の一言を耳にして、考えさせられることが数々ある。このエッセイはそういう旅で出逢った言葉なり、人の行動を書いたものだ。~耳にしたり、目にしたりした時、旅へ出ることで知り得る大きな人間の基本を知ることがあった。そんな言葉を記憶の一ページ一ページめくり返しながら箋った一冊である」(あとがきより)。世界を巡る旅先で作家・伊集院静のこころに響いた33の言葉。スペイン、アメリカ、フランス、ケニア、ポルトガル、ポーランド、イタリア、タヒチ、日本と世界中を旅しながら綴られた珠玉の随想集。ヘミングウェイ、城山三郎、フランシスコ・ザビエル、キップリング、レオナルド・ダ・ヴィンチといった著名人の言葉から、パリのカジノのディーラーやフランスに住む友人、恩師M先生、ゲルニカを案内してくれた議事堂の老人のひと言が、旅の情景とともに鮮やかに蘇る。ダイナースクラブの会員誌に好評連載中の「旅先でこころに残った言葉」の待望の単行本化。
【編集者から】
「言葉」の持つ力、素晴らしさを、あらためて感じることのできる感動の随想集です。あらゆる世代の人に読みつがれてほしい、まさに人生を変える一冊です。


逆風に立つ 松井秀喜の美しい生き方

◎出版社:角川書店
◎出版年月日:2013/03/09
◎サイズ:新書判/
◎ISBN978-4-04-110447-7

◎解説
伊集院静が描く、松井秀喜の心の軌跡
松井秀喜は日本人の美徳である「謙譲の精神」を貫き、アメリカのメジャー野球を変えた———敬愛する作家だけに松井が明かした魂の成長の秘密!


2012年発刊


別れる力 大人の流儀3

◎出版社:講談社
◎出版年月日:2012/12/11
◎サイズ:新書判/128ページ
◎ISBN978-4-06-218153-2

◎解説
「人は別れる。そして本物の大人になる」。大ベストセラー『大人の流儀』待望の第三弾。伊集院静が綴る人生論「別れ篇」。
別れは終わりではなく、始まりである。
20歳の時、16歳の弟を喪くした。35歳の時、愛する妻を喪くした。理不尽な別れに神を呪ったこともある。酒に溺れ、無気力な日々を過ごした。だが、いまなら分かる。出逢えば別れは必ずやってくる。それでも出逢ったことが生きてきた証しであるならば、別れることも生きた証しなのだろう、と。


伊集院静の「贈る言葉」

◎出版社:集英社
◎出版年月日:2012/10/26
◎サイズ:新書判/128ページ
◎ISBN978-4-08-771488-3

◎解説
新成人、新社会人に向けた熱きメッセージ
連むな。逃げるな。孤独に慣れろ。抵抗しろ。改革しろ。妥協するな……。すべては覚悟から始まる! 2000年よりサントリー新聞広告に掲載され続けてきた、若き人たちへの熱きメッセージ集。
新しい人よ。今は力不足でもいい。しかし今日から自分を鍛えることをせよ。それが新しい社会人の使命だ。それが新しい力となり、二十一世紀の奇跡を作るだろう。ハガネのような強い精神と、咲く花のようにやさしいこころを持て。苦しい時に流した汗は必ず生涯のタカラになる。(東日本大震災直後、2011年4月1日掲載分より抜粋)


悩むが花 大人の人生相談

◎出版社:文藝春秋
◎出版年月日:2012/05/26
◎サイズ:小B6判仮フランス装/224頁
◎ISBN978-4-16-375140-5

◎解説
「週刊文春」の好評連載がいよいよ1冊に!
壮快な啖呵はもちろん、著者の経験が滲む回答で人気の人生相談が1冊に。抱腹絶倒、なのに、本物の大人の生き方が見えてきます。
【担当編集者から一言】
人生の酸いも甘いも知り尽くし、還暦を超えて益々精力的に執筆活動を続ける伊集院静さん。2010年末から「週刊文春」で始まり、瞬く間に看板連載となった「悩むが花」がいよいよ単行本化。読者から寄せられる仕事、家族、恋愛をはじめとした赤裸々な相談事に、伊集院さんの回答はまさに当意即妙。時に優しく、時に厳しく、「出直してこい!」とばかりに一言で斬って捨てる時の爽快感は、古今東西の人生相談の中でも白眉。大震災を受け、喪失を受け入れられない相談者への答えなど、胸を打つやりとりも必読です。(SE)


2011年発刊


続・大人の流儀


◎出版社:講談社
◎出版年月日:2011/12/12
◎サイズ:新書判/190頁
◎ISBN978-4-06-217486-2
◎解説
他人が困っているときに優しくできるか。幸福のすぐ隣に哀しみがあると知れ。大人になるとは、そういうことだ。あなたのこころの奥にある勇気と覚悟に出会える。「本物の大人」になりたいあなたへ、
大ベストセラー『大人の流儀』待望の第二弾、「最後の無頼派」が伝える珠玉の流儀
【目次より】
・鮨屋に子供を連れていくな
・若い修業の身がなぜ休む?
・イイ人はなぜか皆貧乏である
・花見を自粛するのは間違っている
・高収入のスポーツ選手がそんなに偉いか
・若い時期にだけ出会える恩人がいる
・どんな手紙がこころを動かすのか
・大人が口にすべきではない言葉がある
・世間の人の、当たり前のことに意味がある
・男は死に際が肝心だ 他


なぎさホテル

◎出版社:小学館
◎出版年月日:2011/07/01
◎サイズ:四六判/192頁
◎ISBN978-4-09-386306-3

◎解説
逗子なぎさホテルを舞台に綴った自伝的随想
「私が作家として何らかの仕事を続けられて来たのは、あのホテルで過ごした時間のお陰ではなかったか、と思うことがある」~伊集院が作家としてデビューする前から数年間にわたり暮らしていた伝説の「逗子なぎさホテル」。湘南海岸に建ち、クラシックホテルとして名高かった名門ホテルも、平成元年に幕を閉じ、いまは跡形もない。東京での生活に疲れ、人生に絶望した時、ふとしたきっかけでこのホテルに住むことになった私。そのいきさつから、作家デビューしていく過程、宿泊代を取らずに支えてくれたI支配人のこと、ホテルで出逢った不思議な女性や人々との心温まる交流など、作家を生業としていくまでの苦悩や青春の日々が綴られている。全てを静かに受け入れてくれるホテルを舞台に「夢のような時間」の中で若き日の私が感じたものは何だったのか。これまで描かれることのなかった青春の日々、彷徨しながらも大人の男へと歩んでいくひとりの青年の姿が、鮮やかに浮かびあがってくる。以前から交流のあった写真家・宮澤正明氏がホテル取り壊し直前に撮影していたモノクロームの秘蔵写真をふんだんに織り交ぜながら、まさに幻の「夢の中のホテル」が時代を超えて蘇る。
【編集者から】
自伝的小説「いねむり先生」に描かれた時代より前の、苦悩する青春の日々を綴った作品です。「どうしようもないもの」を抱えながらも生きる若者を家族のように温かく受け入れ、見守ってくれた「夢の中のホテル」。そこで何に出逢い、何を感じていたのか。作家・伊集院静の原点を知るための必読書です。


作家の遊び方


◎出版社:双葉社
◎出版年月日:2011/05/26
◎サイズ:四六判/280頁
◎ISBN978-4-575-30321-6

◎解説
長嶋茂雄、松井秀喜、武豊など一流スポーツ選手たちとの交友や酒場で出会う愛すべき人々との触れあい。そして、多い時は年に半分近くは海外にいることもある、旅の記憶と風景。また、趣味のゴルフ、カジノ、麻雀、競輪、美術鑑賞など、豪放磊落な日々を語るエッセイ集。
世間が言う、建設的なこと、道徳的なことをいっさい拒否して酒とギャンブルを徹底してやってみた。後年まで膨大な借金をかかえたが、当時は返済するきなど端っからなく、打てるだけ打ち、飲むだけ飲んで、あとはままよという気持ちだった。他人との関わりもすべて拒絶した。デクノボウのごとく生きた。結果、いろいろヤラレタが、やはり身体がズタズタになった。オーラス、ハコテン寸前の私に手を差しのべてくれる人がいて、運良く私は生きのびた――<本文より>


大人の流儀


◎出版社:講談社
◎出版年月日:2011/03/19
◎サイズ:新書判/190頁
◎ISBN978-4-06-216942-4

◎解説
[こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。
「本物の大人」になりたいあなたに捧げる、この一冊。大好きな人に手紙を書きたくなったとき。上司に意見をしなければならないとき。人を叱らなければならないとき。大切な人を失ってしまったとき。嫌でもケンカをしなければならないとき。とてつもない悲しみに包まれたとき。人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている
「いろいろ事情があるんだろうよ……」大人はそういう言い方をする。なぜか? 人間一人が、この世で生き抜いていこうとすると、他人には話せぬ(とても人には言えないという表現でもいいが)事情をかかえるものだ。他人のかかえる事情は、当人以外の人には想像がつかぬものがあると私は考えている。――<「妻と死別した日のこと」より>


ホーム オブ ゴルフ


◎著者:伊集院静・文/宮澤正明・写真
◎出版社:講談社
◎出版年月日:2011/01/14
◎サイズ:A4変型/174頁オールカラー
◎ISBN978-4-06-216748-2

◎解説
[講談社創業100周年記念書き下ろし]
 150年前に全英オープンが初めて開催されたプレストウィック、ゴルフの総本山R&Aのある“聖地”セントアンドリュースのオールドコース、「世界で最も難しい」とされるカーヌスティ、ヨーロッパ随一のホテルにあるターンベリー・アイルサコース……「ゴルフの故郷」スコットランドのリンクスコースを訪ね、その魅力と本質に迫る写真エッセイ。
 ヤング・トム・モリス、ジョン・アップダイク、ボビー・ジョーンズ、ジーン・サラゼン、城山三郎、ジョン・ロウなど、ゴルフを愛した人々のエピソードも満載。
 “ゴルフよ、この厄介なものにさえ出逢わなければ、私はもう少し謙虚で、慈愛にあふれた人生を得られたかもしれない。執事よ、私の柩の中に愛用のクラブたちとボールを入れるのを忘れないでくれ。天国で私の友だちやライバルが私の到着を待ちかまえているはずだから……”この遺言は400年前のスコットランドの、とある小領地の貴族が残したものである。――「はじめに」より


2009年発刊


作家の愛したホテル


◎出版社:日経BP社
◎出版年月日:2009/11/20
◎サイズ:A5判/340頁オールカラー
◎ISBN978-4-8222-4779-9

◎解説
パリのぬくもりのプチホテル、スペイン巡礼街道のパラドール、ケニア、メキシコ、スコットランド、エジプト、バリ島、そして京都の三年坂の宿。名称、寺院、カジノなどさまざまな場所を訪れ、歴史、英雄、信仰、ギャンブル、絵画など幅広いテーマを取り上げながら、人の生き方を綴った、芳醇な旅のエッセイ集です。「日経おとなのOFF」の好評連載の単行本化。87点の写真を掲載したオールカラー版。


2008年発刊


Fairway of Dreams「夢のゴルフコースヘ」~スコットランド編~

◎著者:伊集院静・文/宮本卓・写真
◎出版社:学習研究社
◎出版年月日:2008/12/16
◎サイズ:A5判
◎ISBN978-4-05-403979-7

◎解説
三年間アメリカのゴルフコースを巡った。アメリカのゴルフコースをプレーしていて、人の手で見事に造られた“スタジアム型式”のコースや“リンクスコース”を真似たコースに何かひとつ物足りなさを感じるようになっていた。
そうしてスコットランドのコースで一度プレーしたゴルファーたちが、一様に語る印象。「スコットランドのリンクスコースをプレーしてゴルフがどういうスポーツかがわかったよ」「死ぬまでにもう一度オールドコースをラウンドしてみたいよ」
それらの言葉はやはり実際にプレーしてみなければ理解できないのだろうと思わせるものだった。(本文より)


なんでもありか
〜静と理恵子の血みどろ絵日誌〜

◎著者:伊集院静(画・西原理恵子)
◎出版社:双葉社
◎出版年月日:2008/03/25
◎サイズ:四六判
◎ISBN978-4-575-30022-2

◎解説
武豊騎手は天才と呼ばれるが、天才などと当人も思っていないだろうし、私も彼が天賦の才能だけでここまできたとは思っていない。他の騎手より、よくレースを考え、レース中の状況判断を冷静にこなし、しかも強い精神力を持ち合わせている。しかし強靱な精神力などというものは、人間に最初から備わっているものではない。(『やりたくてしてるんじゃ……』より)
特別付録〈伊集院×西原「なんでもあり座談会」ゲスト:武豊〉、〈恒例!サイバラの“入魂”書き下ろし漫画8ページ〉を収録したギャンブルエッセイ第6弾!
◎第1弾:アホー鳥が行く/第2弾:それがどうした/第3弾:ぜんぜん大丈夫/第4弾:たまりませんな/第5弾:どうにかなるか


2007年発刊


美の旅人 フランスへ


◎出版社:小学館
◎出版年月日:2007/04/23
◎サイズ:菊判(150×220mm)
◎ISBN978-4-09-379183-0

◎解説
「1枚の絵画に出逢いたい——。この1点の力が私を旅に誘う」と、名画を指標に旅を続ける著者。芸術の都と称されるパリを中心にフランス全土の旅を続けながら、ラ・トゥール、ドラクロワ、シャルダン、ゴッホ、シャガール、ピカソ、そしてモネ等“印象派”の作品を独自の視点で読み解き、紹介していきます。150点に及ぶ有名作品を収録した440頁オールカラーの豪華決定版で、フランスの美しい風景写真もふんだんに掲載。用語解説も充実し、絵画に詳しい人だけでなく、絵画初心者でも十分に楽しめる1冊に仕上がりました。1998年〜2001年の『週刊ポスト』連載当時から単行本化の要望が高かった作品で、05年に刊行され各メディアで絶賛されたスペイン絵画紀行『美の旅人』の姉妹編。幼い頃から絵画に造詣の深かった著者が、意欲的に取り組んだ絵画読本です。


MODESTY 松井秀喜 つつしみ深い生き方

◎出版社:ランダムハウス講談社
◎出版年月日:2007/03/23
◎サイズ:四六判
◎ISBN978-4-270-00204-9

◎解説
松井秀喜は素晴しい謙譲(MODESTY)の精神でアメリカプロ野球を変えた——敬愛する作家だけに明かした魂の成長の秘密。本書はアメリカのランダムハウスグループが刊行した「Hideki Matsui: Sportsmanship, Modesty, and the Art of the Home Run」の日本版。
「一度も人前で悪口を言ったことがないの?」
「はい、ありません」(中略)
「どうしてそうしているの」
「父と約束したからです。中学2年の時、家で夕食を摂っていたんです。僕が友だちの悪口を言ったんです。すると父が夕食を食べるのを中止して、僕に言ったんです。人の悪口を言うような下品なことをするんじゃない。今、ここで二度と人の悪口を言わないと約束しなさいと……。それ以来、悪口は言ってません」
「松井選手は怪我をした翌日、コメントを出した。『自分が怪我をしたことでチームに迷惑をかけて申し訳ない』このコメントを聞いてアメリカのマスコミは驚いた。ゲーム中の不慮の事故の怪我で謝った選手は過去にいない。これは松井選手の人間としての品位のあらわれだと賞賛した——2006年5月13日付のニューヨーク・ポスト紙の記事」  (本文より)


犬からひとこと


◎著者:伊集院静・文/長友啓典・画
◎出版社:アートン
◎出版年月日:2007/03/12
◎サイズ:A5判
◎ISBN978-4-86193-073-7

◎解説
あのけなげなまでの私たちへの信頼、愛情を見ていると、なまじ家族や友人より、一匹の犬から受ける愛の方が何倍も嬉しいし、信じられる。—本文より—
「人間は品格、犬は気品」
様々な表情の犬たちと、伊集院の言葉によるユニークな名語録。
人生に大切なものを贈る、愛情溢れる言葉の花束。


2006年発刊


Fairway of Dreams「夢のゴルフコースヘ」
〜米国東海岸編〜

◎著者:伊集院静・文/宮本卓・写真
◎出版社:株式会社学習研究社
◎出版年月日:2006/12/22
◎サイズ:A5判
◎ISBN4-05-403278-8

◎解説
なぜこれほどまでにアメリカ合衆国はゴルフ大国になったのだろうか。この国の基礎を築き、現在も国の中核を形成している人たちがスコットランド、アイルランドからの移住者であり、彼等の故郷で愛されていたスポーツのひとつがゴルフだったからである。こう書けばたしかに今日のゴルフ大国を築いたもっともな理由のひとつにも思える。しかしそれだけなのだろうか。独立戦争で新天地を勝ち取り、新世界の礎を築いた人たちにとって故郷への郷愁は決して忘れ去れるものではなかっただろう。(本文より)
今回は、米国西海岸編、米国ハワイ編に続く第3弾として、米国東海岸の13コースを収録。全米オープン開催コースの常連として知られるノースカロライナ州パインハーストをはじめ、長い歴史を誇る名門から、ここ数年で急激に評価を高めた新鋭まで、いずれもゴルファーの憧れを誘うコースを紹介しています。


どうにかなるか
〜静と理恵子の血みどろ絵日誌〜

◎著者:伊集院静(画・西原理恵子)
◎出版社:双葉社
◎出版年月日:2006/07/18
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-575-29904-9

◎解説
私にはバカラというギャンブルが狭く思える。狭いことはギャンブルの勝負には必要なのだが、やはり敗れた人の風情が良く見えない。とはいえ、ギャンブルで敗れた者に憂いなどあろうはずはなく、そこには疲れ切ったぼろぼろの肉体があるだけである。(「メール打ってて死ぬのか」より)
第6弾となる今回も、競馬、競輪、カジノなどのギャンブルはもちろん、メジャーリーグをはじめ、あらゆるスポーツに精通する伊集院が歯に衣着せぬ物言いで、スポーツ界をぶった斬ります。
西原氏の4Cカラー書き下ろしマンガも収録。いまや、性別や世代を問わず、各方面から支持されている“サイバラマンガ”の世界もお楽しみいただける一冊となっている。


2005年発刊


Fairway of Dreams「夢のゴルフコースヘ」
〜米国ハワイ編〜

◎著者:伊集院静・文/宮本卓・写真
◎出版社:株式会社学習研究社
◎サイズ:A5判
◎定価:1890円(税込)
◎ISBN4-05-402826-8

◎解説
私はハワイ諸島でゴルフをするたびに、この自然の恩恵を得て誕生した素晴しいゴルフコースに惚れ惚れとしながらも、西欧文明(特にアメリカだが)が立ち入らなければどんな姿をしていただろうかと想像することがある。自然なままのハワイ諸島も人々に感動を与えたのだろうが、それ以上にゴルフというスポーツが自然と調和した結果、いかに美しく、ゆたかなゴルフコースが生まれ、ゴルファーたちに至福の時間を与えたかを思う。(本文より)
前回の「Fairway of Dreams 夢のゴルフコースヘ〜米国西海岸編〜」に次いで、今回はハワイ諸島の19コースを収録。海越えの絶景ホールや、溶岩に囲まれた険しい表情のホールなど、同じハワイでも表情がまるで異なる写真も多数ちりばめ、著者が実際にプレーして得た教訓をあますところなく綴っている。さらに、これからゴルフをはじめようと考えている人に一読していただきたい、書き下ろしエッセー「レディースティ」を巻末に収録。


たまりませんな
〜静と理恵子の血みどろ絵日誌〜

◎著者:伊集院静(画・西原理恵子)
◎出版社:双葉社
◎出版年月日:2005/12/06
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-575-29862-X

◎解説
競馬、競輪、カジノなどギャンブルの話。1年の3分の1を海外で送る伊集院の旅の日々を綴ったエッセイに、ユーモアと毒っ気たっぷりの西原氏のイラストが不思議なエッセンスとなって添えられた、『アホー鳥が行く』『それがどうした』『ぜんぜん大丈夫』に続く、大人気“ドタバタ”エッセイ第4弾!! 今回はふたりのファンを招いてのスペシャルトークライブ「ぜんぜん大丈夫じゃない二人の世界について」の模様を収録。


旅行鞄にはなびら


◎出版社:文藝春秋
◎出版年月日:2005/07/27
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-16-367160-9

◎解説
ゴッホ、モネ、ミロ、ゴヤ……。一年の三分の一近くを海外で過ごす筆者が、「花と絵画を巡る旅」をテーマに、フランス、スペイン、イタリアなどを回り、そこで鑑賞した絵のことをはじめ、旅の途中で見た草花や風景、出会った人々とのことなどを記した珠玉のエッセイ集。何気ない会話や、ふと目に映ったものを綴った文章が心に残ります。
ページの随所に挿入した福山小夜さんのカラーイラストと巻頭の口絵写真も楽しめる、旅の供に持って行きたくなるような一冊。


美の旅人

◎出版社:小学館
◎出版年月日:2005/04/22
◎サイズ:菊判(150×220mm)
◎ISBN4-09-379182-1

◎解説
1998年11月から『週刊ポスト』誌上ではじまった『美の旅人』(第1回から第66回までのタイトル『幻想絵画紀行を後に改題)はフランス編を含んで、実に3年間におよんだ。連載をはじめた当初はここまで長い歳月、絵画を巡る旅を続けられると思っていなかった。スペインの幻想を見に行こうとした旅が、いつしか1枚の絵画を探す旅にかわった。絵画は勿論、私の専門外であるから、ただひたすらに素直な目で見ることと、真っすぐに胸の内に届いてくるものを箋ってきた。それでも絵画を鑑賞することは画家を見ることであり、時代を見ることだった。そしてそれはスペインという国を、スペインの人々を見ることになった。(あとがきより)』
ゴヤ、ダリ、ミロ、そしてピカソ。109点の作品を収録したオールカラー400ページの豪華版。旅してスペインの巨匠たちを読み解く絵画読本。


2004年発刊


Fairway of Dreams「夢のゴルフコースヘ」
-米国西海岸編-

◎著者:伊集院静・文/宮本卓・写真
◎出版社:株式会社学習研究社
◎出版年月日:2004/11/01
◎サイズ:A5判
◎ISBN4-05-402669-9

◎解説
週刊パーゴルフ(学研発行)にて2003年5月6日号より連載を開始した「Fairway of Dreams 夢のゴルフコースヘ」は“いつかブレーをしてみたい、一生の間に、一度行ってみたい”世界のゴルフコースを訪ね、伊集院静氏の情緒的な文章と宮本卓氏の美しい写真で綴る人気運載。この連載がついに1冊の本にまとまりました。今回は、旅の序章を彩った米国西海岸の16コースを収録。全米オープン開催コースの常連として知られるペブルビーチゴルフリンクスをはじめ、長い歴史を誇る名門から、ここ数年で急激に評価を高めた新鋭まで、いずれもゴルファーの憧れを誘うコースを紹介しています。また、著者がこれらのコースを実際にプレーして得た教訓は、ゴルファーだけでなく人生を懸命に生きる人すべてに通じるものであり、人生の指南書としてもお楽しみいただけるはずです。
さらに同書は、2005年に創立60周年を迎える学研の記念出版物という位置づけも担い、12月21目には関連写真集「IT’SBEAUTIFULGOLFCOURSE」の出版も予定されております。


べっぴんの鯛

◎著者:伊集院静・文/長友啓典・画
◎出版社:アートン
◎出版年月日:2004/04/01
◎サイズ:A5判
◎ISBN4-901006-71-1

◎解説
あの日の風の匂い、空の青さ、ふたりの日々、孤独の記憶・・・・・・
伊集院静の言葉と長友啓典の絵の世界は、狂おしいほどに心の皮膚感覚を刺激する。
人生の深さ分の読み方を・・・。
それは他の誰でもない自分にだけ起きたこと。
たっぷり時間をかけてゆっくり想ってください。
絵と言葉と余白が、遠い旅へと誘う、ひそやかな幸福を贈る大人の歳時記です。


2003年発刊


ねむりねこ

◎出版社:講談社
◎出版年月日:2003/10/01
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-06-212029-1

◎解説
「ときめき、出逢い、悦び、戸惑い、嘆き、別離する……。生とはいったい何なのだろうか?それを知りたくて、おそらく旅人は歩き続けているのだろう。私も、旅をすることでしか、その詩に出逢えないと思う一人である」*一瞬の夢(本文より)
“生きる”という名の旅が紡ぐ、珠玉のエッセイ集。


ずーっといっしょ。

◎著者:伊集院静(イラスト・堂本剛)
◎出版社:朝日新聞社
◎出版年月日:2003/07/01
◎サイズ:A5判
◎ISBN4-02-330331-3

◎解説
君との“今”を大切にしたい…いつかは別離の時がくる。でも、出逢ってともに過ごせば、かたちは失せても、ずーっといっしょ——。ベストセラー『きみとあるけば』に続く、魅惑のコラボレーション、待望の第2弾! 
◎ロング対談「伝えたい気持ち」 ◎二人の往復レター ◎写真紀行「剛、仙台へ。」 ◎特別公開「伊集院さんちの亜以須くん」 ◎二人がつくった特製ポストカード付き。


静と理恵子の血みどろ絵日誌
ぜんぜん大丈夫

◎著者:伊集院静(画・西原理恵子)
◎出版社:双葉社
◎出版年月日:2003/05/01
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-575-29565-5

◎解説
伊集院静のギャンブルエッセイにサイバラが強烈パンチをお見舞いする、『アホー鳥が行く』『それがどうした』に続く人気シリーズ第3弾!! サイバラの描き下ろし巻頭カラー&二人の“お忍びデート”も二編収録!


2002年発刊


きみとあるけば


◎著者:伊集院静(イラスト・堂本剛)
◎出版社:朝日新聞社
◎出版年月日:2002/07/01
◎サイズ:A5判
◎ISBN4-08-774242-3

◎解説
あなたには一緒に歩いてくれる友だちがいますか?
少年少女の日々を大切にしている人へ。心のどこかに孤独を感じている人へ。自分探しを続けている人へ。そんなあなたへこの本を贈ります。せつなく胸にしみるエッセイと心あたたまるイラスト。少年の心を忘れない2人による異色のコラボレーション。


それがどうした

◎著者:伊集院静(画・西原理恵子)
◎出版社:双葉社
◎出版年月日:2002/03/01
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-575-29356-3

◎解説
成功することは喜ばしいことだが、私は夢破れた人に、どこか親近感を覚えてしまう。自分がいつかギャンブルで身を崩す気がするからかもしれないが、そうでなくとも成功した人は何だか怖いというか、私とは違う種類の列車に乗っている人のように思う。(『ギャンブルに戸惑う?』より)
無頼派作家と無敵漫画家の凸凹コンビは終わらない!カラー8ページに加え、史上初の「麻雀座談会」を収録するなど競輪広報大賞〈活字賞〉受賞の前作『アホー鳥が行く』を上回る珠玉のギャンブルエッセイ集。


2001年発刊


母の男言葉


◎出版社:文藝春秋
◎出版年月日:2001/04/01
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-16-357340-2

◎解説
私と言う男は厄介事をかかえて歩く気質であるらしい。この頃は少なくなったが、若い時は厄介が服を着て歩いているふうだった。当然罰が当たる。そんな時、母は笑いながらわざと男言葉を使って、私を慰めようとした。「いろいろあらあな」若かった私は、それさえも腹が立った。言い返しても母は笑顔を止めなかった。笑顔の裏に、一番泣きたかった母の涙の顔があったのを、私は最近、やっと気付いた。ともかく私は鈍い。誰の母親も同じと私は思っている。(本文より)
週刊文春の十二年半に及ぶエッセイ「二日酔い主義」の完結。


アホー鳥が行く


◎著者:伊集院静(画・西原理恵子)
◎出版社:双葉社
◎出版年月日:2001/03/01
◎サイズ:四六判
◎定価:本体1400円+税
◎ISBN4-575-29206-0
◎解説
男の牙が消えて行くのは現代人の風潮であるのか?それで逆に陰惨な犯罪が増えているのだから、人間のかたちが歪んで行っているのか?
競輪選手も格闘しなくなった。見ていて、お嬢さんのレースのようで情けなくなる。たかが十年、牙を剥いて走り切る選手はあらわれないものか。避けて走っても一生なのに。(『牙をなくした男たち』より)
無頼派作家のエッセイに、あの“サイバラ”が無敵のツッコミ!描き下ろし、鴨志田穣氏を交えた3人の特別座談会も収録。


2000年発刊


可愛いピアス

◎出版社:文藝春秋
◎出版年月日:2000/03/01
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-16-356020-3

◎解説
「車窓を流れる夜の灯りを見ていると、突然声をかけられた。見ると金髪に、鼻輪、耳輪の若者だ。-略- 私は妙にこの手の若者から声をかけられることが多いし、私自身も大胆な格好をした若者に好感を持つ。見ていて安堵感がある。」酒場から、旅先から、人生を見つめる柔らかな眼差し。人気作家の日常と本音が垣間見える好評エッセイ集「二日酔い主義」第7弾!


1996年発刊


兎が笑ってる


◎出版社:文藝春秋
◎出版年月日:1996/02/01
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-16-351220-9

◎解説
〈「本当に公園で寝てたんですか?」と時折聞かれる。私は笑っている。「あんなに二日酔いで大丈夫ですか」——駄目なら、そこで連載が終りますから。(中略)書き手の数だけ読みものはある。今このやり方でしか私は書けない。〉(あとがきより)流れゆく日々を確かな視点で捉えた週刊文春の人気エッセイ集「二日酔い主義」第6弾!


1995年発刊


半人前が残されて

◎出版社:文藝春秋
◎出版年月日:1995/01/01
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-16-349840

◎解説
〈背後から家人の低い声がした。「S先生、主人の具合が良くなっても決して二人で夜中に病院を抜け出して銀座でクラブ活動なんかしないで下さいよ」迫力のある声だった。〉(本文より)
旅に病み、酒に病んで、担ぎ込まれた病院へも酒場の誘惑は忍び寄る。面白くて、やがて哀しい人の世を、限りない優しさで見つめた好エッセイ集「二日酔い主義」第5弾!


1994年発刊


暇なのに忙しかった一日

◎出版社:徳間書店
◎出版年月日:1994/06/01
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-19-850125-4

◎解説
東でレースがあると聞けば、原稿があっても駆けつけ、西で麻雀をやると知れば、一睡もせずにやってくる…。無頼派が大人の夢を追いかけ、日本列島を縦横無尽にひとっとび!仕事は忙しいが、仕事がない日はもっと忙しい。なんともやるせなく、どことなくいとおしい、ぐうたら作家の極上ギャンブル放蕩記。


アフリカの燕

◎出版社:文藝春秋
◎出版年月日:1994/01/01
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-16-348410-8

◎解説
二日酔いで痛む頭の上に広がっているのは、いつの間にか旅先の青空。まだいずことも知れぬ行き先は、競輪場か、はたまた競馬場か…。旅先で、酒場で、雀荘で出合った人々のやさしい面影。思い起こすのはもう会うことのできない、遠い日々の人。今日も気づかぬうちに、夜は更けてゆく。おなじみ好評エッセイ集「二日酔い主義」第4弾!


1993年発刊


女神の日曜日

◎出版社:徳間書店
◎出版年月日:1993/06/01
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-19-555211-7

◎解説
雀荘に入りびたり、朝になると競輪場へ出かけ、日が暮れる頃酒場に入って、そのまま道ばたで倒れこむ…。日ごと“遊び”を追いかけ、日本全国をひとっとび。
ギャンブルの熱狂、そこでふれあう人の喜怒哀楽、一瞬の真実。なんともグータラで、限りなくやさしく、微笑ましい。男の魅力がつまった痛快エッセイ。


夢は枯野を

◎出版社:講談社
◎出版年月日:1993/03/01
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-06-205439-6

◎解説
旅先で出合った人々への思いは募る。風圧に抗い格闘技まがいにぶつかり合うレースは“人生の喧嘩”を教えられた少年時代に重なり、ギャンブルに敗れてなお耽美な顔を見せる男には影の薄い女が寄り添う。「終わってみると己を買い己に賭しただけの遊び」の中で伊集院文学の原石が光を放つ話題の好エッセイ。


1991年発刊


時計をはずして

◎出版社:文藝春秋
◎出版年月日:1991/10/01
◎サイズ:四六判

◎ISBN4-16-345660-0
◎解説
二日酔いで見上げる夜空に、丸く浮かぶは、パチンコ玉か、一筒(イーピン)か、はたまた競輪の銀輪か…。安い酒飲んで、ゲロ吐いて涙流して、——俺の人生こんなくり返しかな…。なんて思ってる学生も、博打に負けてとぼとぼ帰るおじさんも、是非一度読むべし。ずっと一の目が出ない賽はないのだ。人気エッセイ集「二日酔い主義」第3弾!


1990年発刊


神様は風来坊

◎出版社:文藝春秋
◎出版年月日:1990/07/01
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-16-34446-2

◎解説
思えば、ひとつ処にとどまることの少ない日々であった。東京、京都で仕事をこなし、なつかしい鎌倉も訪れた。パリ、香港への旅もあった。あわただしい毎日だが、故郷・山口県での心安まるいっとき、旧友との再会もあった。見守ってくれた阿佐田哲也氏の死に涙し、競輪とのまじわりに胸を熱くさせた。人の世は愛しく哀しい。人気エッセイ集「二日酔い主義」第2弾!


1989年発刊


あの子のカーネーション

◎出版社:文藝春秋
◎出版年月日:1989/07/01
◎サイズ:四六判
◎ISBN4-16-343440-2

◎解説
あの時代、どうして家族はあんなに夢中に生きていたのだろうか。弟の遭難に見た母の姿。薪割りをしていた父の腕、泣いていた姉達…。あの頃、なぜあんなに野球がまぶしく感じられたのだろうか。甲子園、西鉄ライオンズ、蔦監督の散歩、ビートたけしのグローブ…。東京で鎌倉で京都で、競馬場で競輪場で、そして酒場で、二日酔いの夢の中で。(著者のことば)人気エッセイ集「二日酔い主義」第1弾!